8月が終わりましたが、まだまだ暑い日が続いています。
9月に入ると、今度は台風の季節になります。
特に近年では、少し前には考えられなかった規模の台風がやって来るようになりました。
去年の千葉県に上陸した台風15号は、その中でも影響力が凄まじく、沢山の方の家の屋根を破壊していきました。
瓦屋根は、特にひどくあちこちでめくれているのを見てきました。
雨漏りレスキューでも、たくさんの方の屋根修理に携わらさていただきましたが、その中でも金属屋根への
葺き替え工事が多かったのを憶えています。
金属屋根は、地震や強風に強く近年では人気の高い屋根材です。
今回は、その中でも需要が多い『ヒランビー』と呼ばれる金属屋根の施工事例をご紹介させていただきたいと思います。
『ヒランビー』は、雨漏りレスキューでよく使わさせていただいてる『スーパーガルテクト』の断熱材が入っていない屋根材です。
『スーパーガルテクト』に比べると安価な商品のため、坪数の多い大きな屋根などでは使われることが多いのですが、今回ご紹介させていただく千葉県船橋市のA様の場合は少し違う理由がありました。
まずは、雨漏り状況の確認です。1階の部屋の天井から雨漏りしていて、その上が屋根(下屋根)になっていました。
しかし、そこで一点問題がありました。
下屋根の上にデッキ材のバルコニーが設置してあったのです。
リフォーム工事では、このような工事はとても多いのでデッキ材のバルコニーの解体や脱着は問題ありません。
しかし、既存の屋根材を剥がした上に12㎜のコンパネの板を貼り、また瓦棒葺きの屋根に仕上げるとデッキ材のバルコニーを元に戻すことができませんでした。
それだけ既存の状態では、屋根とデッキ材との隙間がギリギリだったのです。
瓦棒葺き屋根の特徴は、勾配の緩やかな構造の屋根に使われるところです。
勾配が緩やかな屋根では、他の瓦屋根や金属屋根『スーパーガルテクト』などでは雨漏りしてしまう可能性が高いからです。
しかし、千葉県船橋市のA様の屋根の勾配では、瓦棒葺き屋根以外の金属屋根でも雨漏りしない勾配があったため、『ヒランビー』で施工することになりました。
理由としては、断熱材の入っている材料を使い厚みがあるため、万が一にもデッキ材が上手く戻らないことを避けるためです。
そのような理由の上で今回は『ヒランビー』を使った施工をさせていただきました。
では、施工方法の説明をさせていただきます。
まずは、デッキ材のバルコニーを解体しながらジャッキアップして、既存の屋根材を撤去し下地のコンパネ板を貼ります。
下地のコンパネ板を貼り終えたら、防水ルーフィングシートを貼っていきます。
屋根を雨漏りから守るために、とても重要な施工となります。
防水ルーフィングシートを貼り終えたら、軒先やケラバに使う材料を設置していきます。
そして、屋根材を一枚一枚しっかりとかませて屋根に打ち付けていきます。
外壁の立ち上がり箇所からも水が入らないよう壁押さえの材料を設置しカバーしていきます。
最後に棟板金を設置したら施工完了です。
デッキ材のバルコニーも無事元に戻りました。
雨漏りレスキューでは、様々な修理工事のご依頼をいただいてきました。
その上で、たくさんの経験をさせていただき、色んなパターンの難しい修理工事を行ってきました。
他社さんで難しいため修理工事を断られてしまった方など、一度雨漏りレスキューにご相談下さい。
きっと皆さんのお役に立てる修理工事をご提案が出来ると思います。
年中無休で受け付けております。
即日対応できることもありますので、ご相談下さい。
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