今回は、火災保険の保険金請求を使って、屋根を修理した施工事例をご紹介したいと思います。
ご相談いただいた方は、千葉市稲毛区エリアにお住まいの方でした。
「雨漏りしている訳ではないのですが、庭に屋根材らしき物が転がっています。必要であれば、直したいので、見積り調査をお願いします。」
といったご相談でした。
まずは、現地での調査からです。
庭に落ちていた屋根材は処分してしまったとのことでしたが、屋根に上がり現状を確認してみることにしました。
すると、屋根の一部が破損しているのが、見てすぐにわかりました。
どうやら、強風の影響によって屋根材の一部が飛ばされてしまったようです。
そして、他にも似た状況の箇所が見受けられました。
ご依頼者の方の屋根材は、いわゆるスレート葺き屋根です。
瓦屋根に使われている屋根材の瓦に比べて、厚みのない屋根材となっているため、耐久性には優れておりません。
ではなぜ?今回のケースのように屋根材が破損してしまったのかですが、原因は棟板金の下に設置してある貫板にあります。
そして、その貫板は木材で出来ています。
木材は劣化すれば、弱くなってしまいます。
すると、自信や強風の影響によって屋根から外れかけてしまいます。
外れかけてしまうと、今度は貫板と屋根との間に隙間が生まれてしまい、そこから一番近い屋根材が影響を受けます。
何度も強風の影響を受けてしまった屋根材が折れてしまい破損してしまうのです。
その証拠に、今回破損してしまった箇所の棟板金を軽く持ち上げてみると、簡単に持ち上がってしまいました。
そんな棟板金は、中に設置してある貫板に、ビスか釘で止めています。
その貫板が弱くなっているため、止めているビスや釘が外れかけてしまい、今回のケースのように手で持ち上げると
棟板金が持ち上がってしまうのです。
当然、強風の影響を受けなければ、棟板金(貫板)や屋根材も、飛ばされることがないので、保険金請求を受けることが出来ます。
では、どのような場合に、火災保険の保険金請求を受けることが出来るかですが、火災の他に、強風や、積雪、雹の影響を受けたときに受けることが出来ます。
今回のご依頼者の方の場合は、強風の影響によって屋根材が破損してしまったために、火災保険の保険金請求を受けることができました。
※施工写真
火災保険の保険金請求は、あくまでも強風などの影響によって破損してしまった箇所のみにしか適応されませんが、今回のご依頼者の方のように、無事、降りた保険金の中で屋根を修理することが出来ます。
ちなみに、今回影響を受けてしまった時期は、12月と台風シーズンではありませんでしたが、風速20mの風が吹いた時に影響を受たため、保険金請求を掛けることができました。
悪質な業者が横行している現在、降りた保険金の中から手数料として40%前後を持っていき、実際には修理しないなどの話しをたまに耳にすることがあります。
雨漏りレスキューでは、決して、そんな悪質なことは致しません。
我々は、施工会社である上に、今回のような保険金の請求にも慣れておりますので、風災被害などを受けてしまい、加入している保険などを使い修理したい方などは、一度雨漏りレスキューへ、ご相談下さい!
即日対応も承っております!
今回の工事料金:95.000円
今回の工事日数:1日間
雨漏り再発保証期間:なし
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