今回は、軒先が反っている瓦屋根の葺き替え工事をご紹介したいと思います。
千葉市緑区のM様のご自宅は、築40年以上の木造住宅です。
2019年の台風15号の影響をもろに受けてしまい、屋根材(瓦)がめくれてしまいました。
そのせいで雨漏りしてしまい、知り合いの大工さんにお願いをして、応急処置のブルーシートを被せてもらったらしいのですが、時間が経つにつれてブルーシートがずれてしまい、また雨漏りしてきたため、ちゃんとした修理をすることに。
そこで、雨漏りレスキューにお問い合わせいただくことになりました。
まずは、修理工事の内容の確認です。
千葉市中央区のM様としては、また台風が来て瓦がめくれてしまうことを恐れていました。
雨漏りしている時点で、既存の防水シートが劣化しているのはわかっていたので、一度屋根材をすべておろし防水シートを新しく貼る必要がありました。
見栄えを考えると、すべての屋根を葺き替えるわけではないため、同じ和瓦で葺き替えた方が良いのですが、台風などの強風に強い金属屋根に葺き替えることになりました。
普段、雨漏りレスキューで使っている断熱効果のある『スーパーガルテクト』を今回使用することができませんでした。
その理由は、軒先が反って(曲がっているため)いるため、スーパーガルテクトでは材料を曲げながら施工することができないためです。
そのような時に、雨漏りレスキューでは『ディーズディプロマット』と呼ばれる屋根材を使って施工しています。
ガルバリウム鋼板のように、錆に強いジンカリウム鋼板を使い表面を自然石粒で施したものとなっており、
スーパーガルテクトと同様に地震や強風の影響を受けにくい屋根材になっています。
施工方法はスーパーガルテクトと、とても似ています。
まずは、既存の屋根材をおろして、ゴミやほこりをきれいに掃除していきます。
屋根材をおろし終わったら、12㎜のコンパネの板を貼ります。
次に、防水シート(アスファルトルーフィングシート)を貼り、下地の完成です。
防水シートをきちんと貼ってしまえば雨漏りすることはありません。
そして、仕上の屋根材を葺いていきます。
スーパーガルテクトと似ているところは、屋根材の施工方法です。
屋根材を一つ一つかませていきながら、釘でしっかりと打ち付けていきます。
当然、今回は軒先の反りに合わせて屋根材を加工していきました。
きれいに屋根材を葺いていき、棟や壁との境目から雨水が入らないように役物を使って施工したら、屋根の修理工事完工です。
雨漏りレスキューでは、あらゆる屋根の修理工事を行うことができます。
雨漏りや屋根の修理工事でお困りの方は一度ご相談下さい。
現地での調査、見積もりは無料ですのでご安心ください。
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