今回は、小さなバルコニースペースで起きた雨漏り修理工事と、外壁リフォーム工事(金属サイディング)をご紹介したいと思います。
エリアは、千葉県八千代市です。
今年の3月に降った強風を伴う大雨の日に起きた雨漏りでした。
「1階窓枠からポタポタと雨漏りしているため、修理して欲しい。」
といった内容でのご相談でした。
まずは、雨漏り箇所を特定させるために、無料調査に伺いました。
案内していただいたお部屋の窓枠周りを見てみると、微かに水のシミ跡が残っているのが確認できました。
この場所で雨漏りするのは、今回が初めてのことだそうです。
そして、ご依頼者の方のお話ですと、この窓枠の上に、雨漏りしそうな怪しい箇所があるとのことでしたので、早速2階に上がり調査することにしました。
2階に上がり、雨漏り箇所の上に行くと、人が出入りするには、少し狭いバルコニースペースがありました。
植木鉢などを置くには、丁度良いスペースのバルコニーです。
そのバルコニースペースを見てみると、所々にひび割れが出来てしまっているのが確認できました。
これでは雨漏りしてもおかしくありません。
しかし、これだけ大きなひび割れとなれば、以前から雨漏りしていても不思議ではありませんでした。
そこで、外に出て他に雨漏りしそうな箇所がないか、再度調査開始です。
雨漏りしている窓枠と、ひび割れの出来たバルコニーは一体型となっていました。
他にも雨漏りしそうな箇所を探しましたが、見当たりませんでした。
ご依頼者の方のお話では、滅多にこのバルコニースペース側に強い風が吹く雨が降ることが無いそうで、大方反対側に強風を伴う雨が降るとのことでした。
そういった状況であれば、今回初めて雨漏りしたのも納得です。
どうやら今回は、ご依頼者の方の予想していた箇所からの雨漏りのようです。
2階バルコニースペースを修理すれば、雨漏りを止めることが出来そうでした。
しかし、ひび割れがひどく下地が少し腐ってきてしまったため、下地から造り直す工事になってしまいました。
まずは、下地のコンパネ板をバルコニースペースに合わせて加工し、貼っていきます。
そして、コンパネ板とコンパネ板との隙間には、雨漏りしないようシリコン材で補修を入れ隙間を埋めていきます。
次に、バルコニースペースを雨漏りから守るために重要な防水層を造っていきます。
下地がコンパネ板のため、ウレタン防水工事は出来ないので、今回はガラスウールを密着させるFRP防水層で行っていきます。
防水層となる、ガラスウール(FRP)をバルコニースペース全体に被せます。
接着剤となる材料で塗膜し、ガラスウール(FRP)を密着させます。
最後に、仕上げ材となるトップコートを塗膜したら、完了です。
今回の防水工事で、無事雨漏りも止まりました。
また、他にも3カ所ほど、同じ形をしたバルコニースペースがあったので、一緒にトップコートを塗膜しました。
工事が終わった後、ご依頼者からこんなご相談を受けました。
「実は、10年以上前に塗装工事をしたが、最近外壁のひび割れが目立つようになってきた。また同じ塗装工事をしても、10年経ったらひび割れが出来てしまっては困るから、サイディングで外壁をリフォームすることが出来ないか相談したい」
とのことでした。
確かに、外壁のあちこちにひび割れ箇所があるのは確認できました。
これでは雨漏りするのも時間の問題です。
そこで、建物の今後のことも考えて、金属サイディング工事で建物全体をリフォームすることになりました。
施工前
施工後
金属サイディングでの仕上がりは、塗装工事とは違い、とても高級感がでて見栄えもまるで違ってきます。
雨漏りレスキューでは、雨漏りしている箇所のみの修理工事から、大規模なリフォーム工事まで様々な工事に対応しております。
雨漏りにお悩みの方や、外壁や屋根のリフォーム工事を検討中の方は一度雨漏りレスキューにご相談下さい!
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