先日、施工依頼をいただいた、東京都文京区のA様のバルコニー防水工事を紹介したいと思います。
東京都文京区のA様のご自宅は、木造住宅の二階建ての建物でした。
築13年で、ちょうど外壁やバルコニーのメンテナンスをする時期に入っていたところで、二階にあるバルコニーの下の部屋が雨漏りし始めたそうです。
困った東京都文京区のA様は、専門業者に調査を依頼して、見積りを出してもらいました。
工事内容がウレタン防水工事で修理代金が270000円だったので、「ちょっと高いかな?」と思い、もう一度他の業者に見てもらおうと、雨漏りレスキューに調査の依頼がきました。
雨漏り箇所を見させてもらいましたが、二階のバルコニーから雨漏りしていることは間違いありませんでした。
特に、ドレン(排水口)廻りの劣化もかなり進んでおり、バルコニー全体に後付けのタイルを敷いていたため、所々が痛んでいました。
バルコニー全体は9㎡位の広さでしたが、弊社は、雨漏りの再発に10年間の保証をお付けして、約180000円位で施工することができました。
施工内容は最初に調査した業者さんと同じくウレタン防水工事です。
そこで、施工の流れを写真付きでご説明したいと思います。
まずは、施工前の写真です。
10年以上、何も手を加えず放っておくと建物は劣化してしまいます。
バルコニーや陸屋根などの防水箇所も同じく、定期的なメンテナンスは必要です。
次に、全体を綺麗に清掃します。
一度も、タイルを剥がして掃除はしなかったそうで、ホコリや汚れが結構溜まっていました。
下地材を塗ってる写真です。
立ち上がり部分が金属を使った材料でしたので、マスキングテープでしっかりと養生をし、金属部分に塗料がつかないようにします。
施工前の状況にもよりますが、東京都文京区のA様のご自宅のバルコニー部分に関しては、今回金属部分の箇所は修繕する必要がなかったので、何も手を加えませんでした。
下地材を塗り終えたら、ウレタンを塗ります。
ウレタンは防水を機能させるために重要ですので、しっかりと厚みを持たして塗っていきます。
ここで、一度乾かしたら最後の仕上げ材のトップコートを塗ります。
このトップコートは耐久年数が約8年から10年ですので、その間にメンテナンスをきちんとかければ、次回はトップコートのみの施工でまた10年近く防水機能を保つことができます。
やはり、建物を長く保つためには定期的なメンテナンスが必要となってしまうのはしょうがないことです。
雨漏りしている建物ならなおさら、早急に直すべきです。
長い間、放置してしまうと逆に補修箇所が増えてしまったりして、工事代金が余計にかかることもありますのでしっかりとしたメンテナンスをかけてあげましょう。
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